WEBセールスプランナー長嶺圭一郎です。
今回は、リストマーケティング初心者のあなたへ、メルマガマーケティングを自動化するための10ステップをお伝えしたいと思います。
リストマーケティングを活用した販売の自動化は、誰もが憧れるマーケティング手法だと思いますが、何から始めればいいのかよくわかりませんよね?
そんな時は、この10ステップを意識してみてください!
そもそもリストマーケティングとは何か?
まずは基本のキから。「リストマーケティング」とは何でしょう?
一言で言えば『あなた自身で管理する顧客リスト(名簿)を活用した販促活動』のことです。
たとえば、SNSフォロワーやYouTubeチャンネル登録者は「プラットフォームに依存している状態」です。
アカウントBANやアルゴリズム変更があれば、一夜にして集客口が消えるリスクがありますよね。
「せっかく頑張って集めたフォロワーなのに…」と打ちひしがれている人を、僕は何十人…いや何百人と見てきました。
これは人事じゃなく、僕自身も突然Twitterが乗っ取られて、3500人いたフォロワーが0人になったことがあります。(僕はリストマーケティングをしていたので、ほとんど影響はありませんでしたが)
プラットフォーム側のさじ加減1つで、すべてのお客様を失う状況は、ビジネスとしてかなり不安定な状況です。
一方、メールアドレスや顧客名簿といった「自分だけの発信リスト」を持っていれば、こちらから直接お知らせしたい時にアプローチできます。
たとえば、メルマガを使えば、「このタイミングでこの商品を知らせよう」と思った瞬間に行動可能。
SNSの露出変動に振り回されず、自前の「発信バイパス」を手に入れられるわけです。
どうでしょう?まるでインフラを自前で確保するような安心感、感じませんか?
つまり、リストマーケティングとは、他者プラットフォームへの依存を減らし、自分主導でお客様へリーチできる力を得ること。
そして、その「あなた発のルート」にメルマガをのせれば、信頼関係の深化や販売の効率化がぐっと楽になるわけです。
詳しくはこちらの記事でも解説しています↓
なぜリストマーケティングで迷うのか?
とはいえ「リストマーケティングがいいのは分かったけど、どうやって始めるの?」と迷ってしまう方は多いです。
特に最初は「ステップメール作らないとダメ?」「毎日配信すべき?」などと身構えがち。
僕も昔は同じでした。なんとなく、ハードルが高いように感じてしまうんです。
でも安心してください。コンセプト作成や挨拶メールの設置から少しずつ積み上げていけば、自然と完成形に近づいていきます。
完璧を求めず一歩ずつ進めるからこそ、心にゆとりが生まれるんです。いかがでしょう?小さな成功体験から重ねていくイメージ、湧いてきませんか?
メルマガマーケティングで自動化する10ステップ
それではお待たせしました!
ここからはリストマーケティングの流れをメルマガで自動化するための全体像をお話します。
10ステップと聞くと長く感じるかもしれませんが、山登りをするように「今はここまででOK」と目標を区切ればラクになるはずです。
山頂を目指す過程で、まずは小さな峠を越える感覚で進めて行きましょう!
STEP1:メルマガ配信スタンド開設
まず、メルマガを配信するには専用ツールが必要です。
僕が推奨しているのは、ペライチメルマガとマイスピーです。
それらの詳しい解説はこちらの記事でしているのでぜひご覧ください。
STEP2:挨拶メールの作り方
メルマガ配信スタンドでは、読者登録直後に自動的に返信をするメールを書くことができます。
この読者登録直後に届く最初のメールはすべてのメルマガの中で、最も開封率が高い存在です。
ですから、とても超重要な存在となります。1番最初に1番見られる場所だからこそ、ここではあなたのプロフィールをしっかり送っておくべきです。
自己紹介と、読者が「この先もこのメルマガ読んでみよう」と思えるひと言を添えてみましょう。
まずは「あなたの想い」を伝える一通を書いておきましょう。
STEP3:メルマガ読者募集開始
ここまできたら、早速SNSやブログで「メルマガ始めました!」と発表しましょう。
僕がコンサルティングするときは、このメルマガアカウント公開をいかに早く行ってもらうかを1番最初に意識します。
読者はすぐに集まるものじゃないですし、僕はすべての広報活動は顧客リスト獲得のためにやっていると考えているので、そもそも読者募集開始してない状態のマーケティング活動は、かなり機会損失が多い状態なんです。
まず最初は、このメルマガ読者募集開始までが大きな一区切りと考えてください!
STEP4:メールマガジン発行
さぁ読者が1人でもいれば配信スタート!
「2週間に1通」のゆるいペースで大丈夫。
あなたの試行錯誤や小さな発見、失敗談も貴重なネタになります。
あまり開封率などにはこだわらず、目の前の1人の人に手紙を送るつもりで、メルマガを書き続けてみてください。
参考ブログ記事はこちらです
STEP5:無料プレゼント制作&プレゼントページ制作
新規読者が増えにくいなら、無料特典を作ってみましょう。
簡易チェックリストやミニ動画講座など、読者が「これ欲しい!」と思えるプレゼントを用意します。
売り上げにつながる無料プレゼント制作に関しては、こちらの記事が役に立ちますのでぜひ
プレゼントができたら、プレゼントの良さを100%事前に伝えるランディングページを作ります。
ページを作るサービスは、ペライチがオススメです。テンプレートを使うととても簡単にプレゼントページを作ることができます。
お客様はプレゼントへの期待であなたのプレゼントを受け取ります。
「このプレゼントを受け取るとこんな価値があるよ」としっかり説明し、登録へのハードルを下げましょう。
STEP6:アップセル商品作り&ページ作成
これは少しテクニカルなステップになりますが、僕が推奨しているペライチもマイスピーも、無料プレゼント受け取り直後にこちらが作った特設ページにお客様を飛ばすことができます。
本来ならば、そこにプレゼントを受け取りありがとうございます。と言うお礼ページを置くのですが、それにプラスして、無料プレゼントに興味を持ってくれた人が興味を抱くような有料商品をオファーしてみると、意外にもメルマガをまだ送っているわけでもないのに、そこで成約をいただけたりします。
統計によると、無料プレゼントを受け取った読者の中には「もっと知りたい」「次のステップへ進みたい」と前のめりになってる人が20人に1人ぐらいいらっしゃるそうです。
そこへちょっと手頃な有料商品を用意してあげると、「じゃあ買ってみようかな」という流れが自然に生まれます。
リストマーケティングにおける最速販売のルートになりますので、ぜひ取り組んでみてください。
STEP7:常設商品設置
読者が増え始めたら、欲しいと思った時にパッと買える常設商品を用意しましょう。
まずは小額のPDF教材やお試しコンサルなどがおすすめです。
後は、お客様のトラブルに対して緊急対応するサービスを持ちの方は、その緊急対応サービスの窓口を常に置いておくのも効果的です。
「いつでも困ったら、ここに入り口がある」という場があると、それだけで安定感が生まれます。
どうでしょう?「常にそこにある安心感が提供できるサービス」イメージ湧きませんか?
STEP8:限定集客イベント作り
期間限定の無料セミナーや特別レポート配布など、「今だけ!」の誘因があると読者が動きやすくなります。
これで一気に読者が増えたり、既存読者が「参加しなくちゃ!」と盛り上がってくれるんです。
僕はこの手法で、1階の無料セミナーで最大880人の集客をしたことがあります。
限定性はとても強力なオファーにつながりますので、積極的に活用していきましょう!
STEP9:メルマガ限定商品を販売する
メルマガ読者がある程度集まってきたら、メルマガ読者専用の商品や、メルマガ読者だけへの限定特典付き商品を販売しましょう!
メルマガを読んでいる人だけへのオファーと言う特別感がファン化を促進します。
メルマガのセールスは、SNSやブログから見えないところになるので、普段の集客活動から売り込み集をなくすことができると言うのもメリットの1つです。
またメルマガを活用していると「商品に興味がある人だけ集めて販売する」と言う手法も取れるようになるので、かなり精度の高いセールスが展開できます。
そして、ここでも5日間限定募集や10名様限定商品など、限定性を打ち出した商品販売を行うと、高い成約率が望めますのでチャレンジしてみてください!
STEP10:成功したセールスをステップ化
うまくいったセールスの流れはステップメールに落とし込みましょう。
成功パターンが新規のお客様に自動的に繰り返されるようになるので、高い売り上げを確保しながらあなたは余裕をもって新たな挑戦ができます。
どうでしょう?努力が積み重なり、筋トレのように結果が裏切らない。「やってよかった」と思える瞬間がここにあります。
ときどき1番最初からステップメールを作ろうとする人がいますが、販売経験が乏しい状態で作るステップメールはほぼ間違いなく失敗します。
まずはメルマガで商品を販売し、うまくいたパターンをステップメール化すると言う流れで考えていきましょう。
なので、ステップメールを作るのは1番最後の工程になります。
リストマーケティング自動化までの10ステップいかがでしたか?
ここまで読んで、「ちょっと大変そう…でもやってみたら面白いかも!」という気持ちになっていれば嬉しいです。
一気に10ステップ全部をマスターする必要はありません。まずはコンセプトを決める、挨拶メールを書く、その程度でも大きな前進です。
次第に無料プレゼントを作り、アップセルを考え、限定イベントで盛り上げて…気づけばあなたのビジネスはしっかり回り始めます。
今回の記事では、リストマーケティングの構築について特化したお話をしましたが、これらをさらに効率よく回すためには、過去に送ったメールの開封率やクリック率を分析する振り返りが必要です。その振り返りに関してはこちらの記事で書いてありますので、ご参照ください。
「もっと詳しく知りたい」「背中を押して欲しい」と思ったら、ぜひ僕の公式メルマガにも登録してみてください。
僕も初めは何度も迷走しましたが、その経験も交え、あなたがラクにリストマーケティングで結果を出せるようお手伝いしたいと思います。
僕と一緒に、リストマーケティングの自動化への道、踏み出してみましょう!